トランス脂肪酸とマーガリン
こんにちは!
私はトランス脂肪酸=マーガリンだと思っていたのですが、
コンビニに売ってる「トランス脂肪酸ゼロ」のパンの原材料にマーガリンが含まれていて「ゼロじゃないの?!」と思ったので、トランス脂肪酸とマーガリンについて調べてみました。
トランス脂肪酸とは
油脂に含まれる栄養素の一つ。天然に食品中に含まれているものと、油脂を加工・精製する工程でできるものがある。
天然のものは、牛肉や羊肉、牛乳や乳製品のなかに微量のトランス脂肪酸が含まれる。液体の油脂から半固体、固形の油脂を作り出す工程(硬化処理)や油脂中の不純物を除去する工程でトランス脂肪酸が生成されるので、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなど洋菓子、揚げ物などにもトランス脂肪酸が含まれる。
アメリカなどでは既にトランス脂肪酸を含まないマーガリンが発売されているようですが、日本の大手メーカーなどでは、まだまだトランス脂肪酸フリーのマーガリンは発売されていないようです。
マーガリン=トランス脂肪酸ではなく、トランス脂肪酸が多く含まれている食品の代表がトランス脂肪酸なんですね!
日本ではアメリカと食文化が違うため、06年の調査では日本人の摂取量は一日平均0.7グラムで、総エネルギーの0.3%とWHOのガイドラインを大きく下回っていました。これを受けて「日本の通常の食生活では健康への影響は小さい」と判断された経緯があります。
とはいうものの、トランス脂肪酸が健康に良くないことは明らかなので、消費者庁は食品メーカーに対してトランス脂肪酸に関する情報を自主的に開示するよう要請しており、一部メーカーがトランス脂肪酸の使用を削減している動きもあります。加工食品や外食など、日本ではトランス脂肪酸を100%避けることは無理かもしれませんが、せめて自宅ではマーガリンの使用を避けるなどしたいものですね。ちなみに、アメリカではトランス脂肪酸を含まないタイプのマーガリンも売られています。
他にもトランス脂肪酸を使っていないカフェもあります。アメリカのファストフードチェーン店でバンコクではよく見かけるカフェです!
日本であんまりトランス脂肪酸ゼロのパンなどは見かけませんよね?
帰国したらちょっと注意して見てみようかと思います。