【映画】バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクトの感想を書きたいと思います。
映画紹介
主人公のエヴァンの少年から大人になるまでのストーリーです。
過去と未来を変えることができる特殊能力を持った主人公エヴァンが、悪い未来を変えるために奮闘する物語です。最初の方はエヴァンがよく記憶を飛ばすので、観ているこちらからすると「何が起こってるの??」となりますが、後で謎が解けます。
どこで観られる
2020年5月現在、動画配信サービスで配信中のサービスはありません。
下記のツタヤディスカスではレンタル可能です!
感想
勧められて観ましたが、期待以上に面白かったです。
主人公と一緒に「何が起きてるんだろう?」「どうしたら未来が良くなるんだー?!」と悩んでいるうちに、ラストを迎えました。
ちなみに、DVDにはおまけとして別のエンディングが2つあるので、こちらも是非観て欲しいです。
下記からはややネタバレを含みます。
本編のエンディングはなかなか切なく美しくて私は結構好きでした。
ケイリーに幸せになってもらうために、思ってもいないことを告げ、何も知らないケイリーと関わらずに生きていくことになるというのは、とっても切なかったです。
この終わり方は新海誠さんの作品に近しいところがありますね。
もちろん現実世界ではこんなことは無い訳ですけど、好きだった恋人と納得して別れた時の感覚を思い出しました。
ぜひ観て欲しいもう1つのエンディング
実は、バラファイエフェクトのエンディングは更にもう1つあります。
これが本当のエンディングとも言われているので、是非観ていただきたいです。
1度観たときはディレクターズカットの方が、全ての謎が解ける感じがして良いと思いました。
もともとエヴァンが特殊能力で未来を変える前からトミーは狂ってますし、主人公の周りがものすごく呪われているのには、お父さんやそれ以上前の世代で何かおかしなことになっているように思えたため、エヴァンが根本から悪いことを終わりにすることに納得できたので!
ただ、よくよく考えてみると、本編の終わり方の方が、全員が幸せになった可能性があり良いのかなと思いました。
ディレクターズカットの結末
エヴァン:生まれる前に自殺
エヴァンのお母さん:3人(?)死産、再婚して旦那さんと子供と幸せに暮らす
エヴァンのお父さん:不明
トミー:平和な家庭で育ち、大学を卒業
ケイリー:平和な家庭で育ち、結婚
レニー:トミーにいじめられることもなく、特に問題なし
本編の結末
エヴァン:ケイリーとは出会えなかったものの、普通の大人になり生きている
エヴァンのお母さん:エヴァンを産むことができた。おそらく元気
エヴァンのお父さん:エヴァンが会いに行ったことも無くなっていれば生きているはず
トミー:暴力的で狂った人間にはならず、大学を卒業
ケイリー:普通に大人の女性になり働いている
レニー:トミーにいじめられることもなく、特に問題なし
どちらにしてもエヴァンが不憫なダークな映画でした。
本編の方では、幸せになれたと信じたいところです。
今回も読んでいただきありがとうございました。