【読書】自転しながら公転する
気になっていた「自転しながら公転する」を読みました。
プロローグに引っ張られて途中までここからどう繋がるんだろう??ってなりながら読みました。(最後はそっちかーって感じでした!)
登場人物たちの抱える悩みや置かれている状況が丁寧に描写されてて、共感。
分厚めですが、どんどん展開していきます!!
主人公の都が恋愛や仕事に悩む様子はすごく共感できるし、若干優柔不断というか「うーん。。」って思ってしまう部分も突っ込んでくれる登場人物がいたり、違う視点からも見られるのでモヤモヤしすぎず読めました。
女友達が論戦を繰り広げるシーンが割とお気に入り笑
登場人物それぞれが大事にしている価値観があって時にそれを押し付けあって上手くいかなくなっているけれど、それをなんとか飲み込んで次に進んでいるのを見て、
想定通りにいかない人生、みんなこういう風に乗り越えていくんだろうなーと感じました。
結構社会問題や身近な問題(セクハラ、非正規労働、年をとっていく親との関係、災害など)があれこれ混ざっててこちらも考えさせられました。
最終的に行動を起こした主人公はとっても偉いと思う。
それにしてもタイトルが秀逸。
私は最近自転か公転のどちらかしかしてない感じ。停滞気味です。。。